JSAC 日本分析化学会
 


2017年度「ぶんせき講習会」(基礎編その2)

「化学分析の基礎講座 ~実験用基本器具、マイクロピペット、電子天びん、およびpHメーターの原理と使い方~」

PDF版プログラム 】 
 【 事前配布PDF版資料 】 
※受講される方は当日印刷してご持参ください。
(約4.8MB、P.W.要)





主 催 (公社)日本分析化学会近畿支部、近畿分析技術研究懇話会
協 賛 (公社)化学工学会関西支部、(一社)近畿化学協会、(公社)日本化学会近畿支部、(公社)有機合成化学協会関西支部、関西分析研究会
 化学分析のみならず、合成・物性測定など化学実験や培養などのバイオ実験を行う上で、試薬の秤量や調合は実験の質を左右する重要なファクターになります.最近は機器のデジタル表示やパソコンの普及により、これらの操作における測定値が容易に得られるようになりましたが、正しい値や信頼性のある値を得るためには、実験器具の適切な使い方や、機器の正しい校正法や操作方法を理解・修得することが必要です.そこで、本講習会では、主に初心者(研究室配属直後の学生や新入社員)や基礎から学びなおしたい人を対象に、化学実験の基礎となる秤量・調合・溶液調製をより適切に行えるための講義と実習を企画しました.ピペット・メスフラスコなどの実験用基本器具、マイクロピペット、電子天びんおよびpHメーターの基本操作を原理も含めて実習できます.
期 日 2017年6月23日(金)10:00~17:00
(受付 9:40~)
会 場 (株)堀場製作所
[京都市南区吉祥院宮の東町2、TEL:075-313-8121]
<交通>阪急京都線「西京極駅」下車徒歩15分.またはJR東海道線「西大路駅」下車徒歩13分. .詳細は 周辺地図 をご参照ください.
対象者 学生や新入社員および基礎から学びなおしたい方 
講習
プログラム
1.講義 「実験用基本器具の原理と取り扱い方」(10:00~11:00)
神戸大学海事科学研究科  堀田 弘樹 氏

・ガラス製体積計(測容器)の取り扱い~受用(フラスコ)、出用(ピペット)の容器の違いなど~
・共洗い
・標準溶液調製
2.マイクロピペットの取り扱い方と管理方法(実習付き)(11:10~12:10)
(株)エー・アンド・デイ 石塚 英樹 氏

・マイクロピペットの企画、構造、選択、基本的な操作方法、維持管理
・精度よく分注するために~揮発性のある液体、粘性のある液体の分注方法~
・電動ピペット操作方法~通常分注と連続分注 
 
3.電子天びんの原理と取扱い方(実習付き)(13:10~15:00)
(株)島津製作所  服部 康治 氏

・電子天びんの感度調整
・天びんの環境や測定目的に応じた使い方
・天びんの点検方法
・応用測定
・天びんの取り扱い 
4.pHメーターの原理と取扱い方(実習付き) (15:10~17:00)
(株)堀場製作所  桑本 恵子 氏

・pHとは
・pHを測るには
・測定したpH値の不確かさ
・電極のメンテナンス方法
・サンプルに適したpH電極の選び方
*参加者には事前に電子メールにてPDF資料を送付します。
*当日はテキストの配布は行いませんので、各自でPDFを印刷しての持参、あるいはタブレット等での準備をお願いします。
*講習会を受講し、所定の認定条件を満たした方には、日本分析化学会近畿支部「ぶんせき講習会受講認定証」を付与します。
*主催者側で弁当を用意します。
参 加 費 主催・協賛団体所属会員 6,000円、学生 3,000円、会員外10,000円 
申込締切  6月16日(金)、但し、定員(20名)になり次第締切
(6月17日以降のキャンセルは不可)
⇒ 定員に達しましたので、参加申込は締め切りました。
申込方法 【参加申込フォーム】、または「2017年度ぶんせき講習会 基礎編その2」を題記し、1)氏名、2)勤務先(所属)、3)連絡先(住所、郵便・電話・FAX番号、E-mail)、4)所属団体名、5)送金内容(金額、送金予定日)、6)請求書の要否を明記のうえ、E-mail、FAX等にて下記宛てにお申し込みください。なお、参加費は銀行振込(「りそな銀行 御堂筋支店 普通預金 No.2340726 公益社団法人日本分析化学会近畿支部 名義」)をご利用ください。
*事務局からの申し込み確認を受け、参加費を期日までに送金してください。
*参加証(会場案内図やテキストダウンロード情報など)をメールにて送付します。当日、この参加証を持参してください。 
申込先  (公社)日本分析化学会近畿支部
〒550-0004 大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センター6階 電話:06-6441-5531、FAX:06-6443-6685
E-mail:mail[atmark]bunkin.org
 問合先  三宅 司郎(堀場製作所)
E-mail:shiro.miyake[atmark]horiba.com 
   メールをお送り頂く際は、[atmark]を@に変えて下さい。
※「実践編-第64回機器による分析化学講習会-~屈折計、電位差自動的亭装置による食品・工業製品の分析~」 は7/14(金), 於:京都電子工業(株)、 「発展編~MALDI/SALDI-TOF質量分析法の基礎、試料調製および測定実習」は11/17(金)、於:関西大学 をそれぞれ予定しています.
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